今回は初めてペットシッターをお願いした際の体験をまとめます。
旅行や出張、万が一のケガで入院!というときも、ペットシッターにすぐお願いできる状況にしておくと飼い主としても安心です。
初回は約7~10日前に連絡しておく必要がある
まず最初に大事なこと。
ペットシッターサービスを初めて利用する場合は、7~10日前などに連絡をいれるようにしてください。
理由はこれから説明しますが、利用したことがない状態で「急遽明日お願いしたい」は、基本的にどのペットシッターも対応ができないので、まず最初に覚えておきましょう。
ペットシッターにお願いするまでの流れ
ペットシッターを初めての利用する際は必ず自宅に来てもらって打ち合わせをするところから始まります。これはどのお店でもあるはずです。
打ち合わせのときは以下のような内容について話をします。
(1)お願いする猫のこと
名前/性別/年齢/品種など。
(2)エサのこと
エサの種類や量、どこで与えるか、エサはどこに保管してあるかなど、細かく案内します。
2回以上お願いする場合は、お皿をどこで洗うか、スポンジはどれを使ってよいのかなど細かく伝えておきます。
(3)お水のこと
お水の位置や交換の方法、水道水・ウォーターサーバーなど、どのお水をあげるのか、容器をどこで洗うか、どのように洗ってほしいかなど細かく説明します。
(4)トイレのこと
トイレの掃除方法や捨てる場所を伝えておきます。
トイレの種類や猫砂のタイプによって掃除方法も違うので、今のオペレーションをしっかり伝えておきましょう。
また排泄物は猫の健康にも関わるので、普段のおしっこ・うんちの色や回数を伝え、注意して見ておいてほしいことがあれば、きちんと伝えておきましょう。
(5)お薬こと
動物病院から処方されているお薬などがあれば、お薬を上げる量・個数やタイミングをしっかり伝えておきましょう。
なお、私がお願いしたペットシッターさんは、本来は通院中や病気を持っている猫さんのシッティングはお断りしているそうです。
留守中に急変したり、万が一亡くなってしまっても責任が取れないため、という理由でした。トラブル回避なのでこれは仕方ないですね。
うちの猫は慢性的な血尿持ちなので事情を説明し、給餌のタイミングでサプリメントだけ与えてほしいと相談をしたところ、「万が一の事態や事故が起こった場合でも責任は求めません」といった同意の上で対応いただけることになり、お願いしました。
このあたりはペットシッターさん毎でケースバイケースになると思いますので、問合せ時や打ち合わせ前に相談してみるのも良いかもしれません。
(6)掛かりつけの動物病院の情報
急な病気やケガなどがあった場合に備えて、掛かりつけの動物病院の電話番号・住所・担当医の名前は伝えておきましょう。
また診察券、ペット保険の保険証などは自宅をあける際に、わかる場所に置いておきましょう。
(7)鍵の管理について
自分の留守の間に自宅に入ってもらうので、自宅の合鍵を事前にペットシッターさんに預けることになります。最後のシッティングのあとに、鍵をどこに置いていけば良いかを事前に相談しておいてください。
ペットシッターの料金
これはお願いするお店やペットシッターさんにもよると思いますが、私は下記の内容になりました。初めて利用した際の費用です。
1日2回(午前/午後)×2日をお願いしたので、計4回のシッティングをしてもらった際の料金です。
内容 | 回数 | 金額 |
シッティング内容 | 2,500円×4回 | 10,000円 |
出張料金 | 500円×4回 | 2,000円 |
打合せ料金 | カルテ作成 | 1,000円 |
小計 | – | 13,000円 |
消費税 | 10% | 1,300円 |
往復交通費 | 560円×5回 | 2,800円 |
金額合計 | – | 17,100円 |
初回のカルテ作成代・消費税・交通費なども含めて、17,100円でした。
初めての利用だったことと、サプリメントを切らしたくなかったので1日2回のシッティングをお願いしたのですが、1回でも大丈夫な方はもう少し費用を抑えて利用できると思います。
ペットシッターさんからの報告メール
シッティングが終わると、メールアドレスにその時の様子や状況などをまとめて報告メールを貰えました。いただいた報告メールを掲載しておきます。一部調整していますが内容はほぼそのままです。
今日は強い南風が吹き、生暖かいです。
以下、ご報告致します。
★ホットカーペットは切れてたので、一度OFFにしてからスイッチ入れ直しました。
【ゴハン】ご飯にサプリメントを混ぜたのですが、事前に伺っていた通り上手に残していました(笑)なので、サプリメントの上からちゅーるをまぶすように入れると食べてくれました。
※開封したちゅーるは冷蔵庫扉にラップを発見したので、ラップしてから冷蔵庫に入れました。
【お水】2箇所に置いてあるお皿は2つとも軽く水洗いして新しく入れ直しました。
【トイレ】ソファ側のトイレにたっぷりオシッコしてありオシッコシート交換してます。壁側のトイレは未使用でした。ウンチはありませんでした。
【様子】お伺いすると、侵入防止扉越しにこちらを見てましたが特に恐がる様子はありませんでした。私がゴハンの支度を始めると、ひたすら待っていて直ぐに食べ始めましたが、サプリメントは上手に残し、ちゅーるをまぶすとぺろりと完食。その後、念入りに毛繕いし、私が手を差し出すと寄ってきて、ゴロゴロいいながら撫でさせてくれました。
ではまた明日お伺い致します。
報告の連絡には猫の様子や、ごはんを食べている姿、排せつ物の写真など3~4枚添付してメールで送っていただけました。外からでも表情や様子を確認することができるので、安心です。
まとめ
ペットシッターの利用は、ペットホテルよりも若干金額はかかってしまいますが、猫のストレスが少ないことや報告メールをいただける安心感も考えると、ペットシッターにお願いするのもかなりメリットは高いと感じました!
何よりうちの猫とペットシッターさんとの相性がよかったようなので、また旅行などで家をあけるタイミングがあれば利用したいと思います。