一人暮らしで初めて猫を飼う時の初期費用

猫のこと

以前友人から「娘(小学生)が猫を飼いたいと言っていて、教育のためにも良いかなと思って前向きに考えているんだけど、飼い始めるときってどのくらいお金が掛かるの?」と相談を受けました。

私は一人暮らしでいわゆる「The 独身アラサー会社員女子」ですが、こんな私が猫を飼うにあたり、実際にかかった初期費用を思い出しながらまとめてみました。

※なお、私はペットショップで猫を購入していますが、猫との出会いや飼うまでの経緯も急だったので、上記に記載した生活環境は、「準備してこうなった」というわけではありません。経緯などはまた今度書きたいと思います。

まずは私の生活環境についてご紹介

  • 30代半ば
  • 一人暮らし
  • 都内の12畳の1ルーム住み ※たまたまペット可でした。
  • 会社員(Web系)
  • 収入は世の中の平均年収よりは多少ある
  • 日中は仕事で半日ほど不在にしている
  • 動物病院は徒歩10分の場所にある
  • 車や自転車は持っていない
  • 実家は電車で1時間くらいの場所にある
  • 猫を飼っていた経験なし ※実家では犬を飼ってました
  • 猫を飼っている友人は2人いる(相談も気軽にできる)

たまたまペット可だった、という点以外はごく一般的な生活環境かと思います。

私が最初に掛かった初期費用

記憶レベルなので端数など細かい点は記録が残っていないのですが、ざっくりと下記の通り。

・猫の生体価格:77,000円
「生体価格」というのは、いわゆるショーケースに記載されている値札ですね。

・生体補償:45,000円
ペットショップの多くは「生体補償」というものがあるそうです。私も店舗で購入する際に見積書を作っていただいたのですが、内容を見てびっくりしました…。
ざっくりですが、例えば購入したペットが万が一病気やケガなどですぐ亡くなってしまった場合に、同じ価格帯の商品(違うペット)と交換しますよ、といった内容です。

ペットショップによって補償内容は変わるようですが、私はたしか6か月の間に死亡した場合は交換対象となっていた記憶です。これはペットショップにより、生体補償の価格と期間など、多少内容は異なるので、購入予定のショップに聞いてみると良いと思います。

ちなみに私は、「この子が万が一亡くなってしまっても他の子は要りません。なので生体補償には入る必要がないので、必要ないのですが…」と伝えたものの、生体補償を付けないで購入することはできないと言い切られました。
( これがペットショップの利益の柱なんだろうなぁと、ピンと来ました。。 )

・キティ用キャットケージ:18,000円
日中仕事で留守にすることも多いし、部屋のなかには電源やコード類もあったりしたので、最初のうちはケージ飼いが良いだろうと思い用意しました。
最初の一週間ほどは留守中はケージ、私が部屋にいる場合は自由にさせていましたが、今は完全フリーにさせています。

しかし、災害時などはケージがあると避難所などでも入れてくれる場合があるし、部屋のなかにガラスなどが散乱した場合もケガの心配が少なかったりと何かとメリットがあるので、今も残したままです。

・ワクチン1回分:7,000円
子猫のときにワクチンは2回必要と言われています。
タイミングは獣医師判断が必要ですが、うちは月齢が4か月で迎えているので1回目のワクチンはお店で済ませていました。その費用がのっかる感じです。
5か月目に、自分で病院に連れて行って2回目のワクチンを打ったので、その後病院代は別途かかりました。

・フード2kg:3,500円
ペットショップで食べているものをそのまま買いました。
迎え入れる際に環境が変わり、多かれ少なかれ猫にストレスがかかります。そこに食べ慣れない食事はさらにストレスを増やしてしまい、エサを食べない…ということにもなりかねないので、素直にペットショップにおすすめされたものを食べさせるのが無難かなと思います。

・システムトイレ&ペットシート:2,000円
これは飼い主さんが掃除しやすいと思うものが良いかなと思います。
私は猫砂が散らばるのがいやだったので、色々調べてシステムトイレに落ち着きました。

・猫砂:1,000円
システムトイレと同じメーカーのものを買いました。
ちなみにデオトイレです。

・ペットボウル2個:1,000円
家の食器でも良かったんですが、初めての猫だしちょっとかわいいやつを買いました!女の子だったので!

合計154,500円(税抜)
だいたいこのくらいだった記憶です。

実際に飼ってみて思うこと

正直、ランニングコストは思っていたよりも高いと感じることが多いです。
うちの猫の場合、後からわかったことですが、慢性的な血尿持ちで定期的に病院に通うことになったり、フードも動物病院でしか買えない療法食となり、2キロで約6,000円という高級フードとなりました。。

ランニングコストについてはまた追ってご紹介したいと思いますが、やはりある程度経済的に余裕がないと猫を飼うことはできないと思います。

まとめ

保護猫の里親として猫を迎える場合は、生体価格と生体補償は不要になりますが、ケージやトイレなど、何も揃っていない場合だとしてもざっくり5~10万掛からない程度はかかるんじゃないかなぁと思います。

メルカリとかリサイクルショップなどで安く手に入るものはあると思いますし、自宅の環境によってもだいぶ変わるとは思いますが、同じような状況で猫を飼いたいと思っている方の参考になれば幸いです。